【2009年1月4日・05時00分・気温-4℃】
ネットで「しぶんぎ座流星群」の記事を発見！
撮りたくなり5時に起きて出掛けた。
着いた場所は、山中湖・花の都公園駐車場。こちらの駐車場は360度の大パンノラマが目前に広がり、怖いくらい真っ暗、星の観察には持って来いの場所で、 おまけに雪を頂く御山まで見えるのだ。大駐車場の真ん中に車を止める、真ん中に止めるのは恐怖心を多少でも和らげる為だ、半径100メートル以内に障害物 は無い。後は耳を澄ませて物音に注意するだけで良い。
45分程の間に6個流れるのを観た。モニターで映っているか？確認出来なかったので不安だったが、何とか1個だけ映っていて安堵した。折角、睡眠と恐怖心を克服したのに1枚も撮れないのでは情けない。
6時まで粘り、白鳥ポイントへ移動した。
浜 へ下りると、車のヘッドライトに氷が張った湖が照らし出される、いよいよ本格的な冬景色になって来た。釣り船の引き波で、1センチ程の厚みに凍った氷が割 れる「ピシッ！ピシ！」と響く、山中湖の冬の音だ。逆さに映った御山が割れた氷に映り、湖面が揺れ、太ったり痩せたりを繰り返し愉快だ。この時期だけの楽 しい光景を発見した。
帰り際、車の温度計を見たらマイナス10℃になっている 。
自分の吐き出す息で眉毛の上にある毛糸の繊維が、知らない内に白く凍り出している、放射冷却が、夜から日の出前に起きるのを、今年初めて体感した朝だ。
